【体験談】小中9年間進研ゼミを続けて気付いた事・効果的な勉強法【中学講座】

こんにちは!ちおひこ(@chiohico)です!
 
(もう10年以上前の話ですが)私は高校受験は塾には行かず、進研ゼミ一本で受験しました
本来めんどくさがりで自分に甘い私ですが(地頭も悪い)それでも偏差値約60の第一志望高校(公立)には、心配する事なく合格できる位の学力はつけられました
 
そんな私が進研ゼミ一本で続けてきて分かった以下の点を紹介していきます。
 
  • ゼミの体験談
  • 〈小学講座〉ゼミのどういった部分が良いのか
  • 〈中学講座〉定期テスト、高校受験にどう良いのか
  • ゼミを使った勉強方法
 

ちおひこ

ちなみに高校受験当時は埼玉住みだったよ!

小学講座での体験談

 
自身が勉強好きな母の方針と、4つ上の姉もやっていたこともあり、私は4歳のころから進研ゼミ(チャレンジ)をやっていました。
 

小学講座(チャレンジ○年生)は正直サボってしまった覚えもありますが、それでも毎月届いたらすぐ付録のチェックと生活冊子を読むことは真っ先にしていました(笑)
あとは、やる気のある時にまとめて一気に教材を解いたり、おやつの時間にだけ1項目分ちょっとやってみたり…
今思えば小学生の頃は遊びや習い事に夢中で勉強を毎日コツコツやるタイプではありませんでした。

それでも九九はコラショが歌う(チャレンジの)CDで覚え、都道府県も付録のパズルで覚え、歴史は付録の漫画で学び…と
チャレンジのおかげで楽しく知識をつけられた事によって、勉強に対して苦手意識はありませんでした。
 
地図パズルはAmazonでも売ってますね!
 

小学講座と中学講座の違い

では、進研ゼミは小学講座から始めなければいけないのか?
もちろんそんなことはありません!
進研ゼミは中学講座からはじめても全然遅くはないです。
 
 
私が感じた小学講座のメリットは以下の通りですが
 
  • 付録や教材で楽しく知識を身につけられる
  • 漫画や図解で楽しく理解できる
  • 付録で知的好奇心を引き出せる
  • 集中力がつく
  • ニガテを克服する力をつけられる
  • 出来る感覚を身につけられる

 
中学講座になると高校受験があるので、メリットがまた変わっていきます!
 
中学講座(1・2年)のメリット
 
  • 定期テスト(内申点)対策がしっかりしている
  • テストに出る部分だけを大事な部分から効率良く勉強できる
  • 家で勉強する習慣の定着
  • 高校受験に向けてイメージトレーニング
  • 部活との両立、スケジュール管理能力をつける
  • 自分のペースで理解できる
  • 受験に必要な情報を早いうちから知ることができる
  • 自分で採点をすることによって何が出来ていないのか把握できる

+中学講座(3年)のメリット

  • 都道府県×志望校レベル別で入試対策できる(レベル変更も可能)
  • 模擬テストで本番に向けて練習できる
  • 受験に必要な教科全ての教材が揃っている(小論文なども)
  • 自宅学習なので受験前のピリピリした空気を気にせず勉強できる

 
ここからは中学講座(高校受験)についての体験談・まとめです(╹◡╹)
 

中学講座での体験談

中学校では『姉が通っていた高校に入学したい』という目標もあった為、教材は一通りやり、定期テスト前は定期テスト対策用の教材も活用していました。
 
学校内でも1、2を争うハードなバスケ部に入部していたので、ゼミの教材をやるのは主に土日。
 
部活引退までの勉強方法はこんな感じ
 
  • 予習はなし
  • 日々の授業は真面目に聞く(授業態度は内申にも影響するので)
  • 平日は学校の宿題を優先してやる
  • 土日はその週習ったゼミの教材を消化
  • 定期テスト前は教科書とゼミの定期テスト用教材
  • 学期休み(夏休みなど)はゼミの休み用教材と学校の宿題のみ、後は遊ぶ

ちなみに自分の部屋だと集中力が続かないので勉強はリビングでタイマーで時間を区切りながらやっていました。

タイマーを使った効率的な勉強方法もゼミの生活冊子に毎月詳しく特集されていて、学校ではそこまで教えてくれる先生はいなかったのでこの点においても助かった!

ちゃんと授業を聞いて、テスト期間にしっかりとゼミの定期テスト対策を解けばすれば必ず定期テストは80点以上はとれる!

そう親に言われていて、実際に上記の方法でいつも80点以上、5段階評価で4以上はとれていました。

(姉は同じ方法で毎回成績はほぼ5、偏差値67前後を叩き出していた…泣)

ちおひこ

中一で一回だけ数学で60点、3をとってしまって超悔しかった…

という通り、私は理数系が大の苦手だったのですが、進研ゼミだと理科も数学も図解やイラストが教科書よりかなり多いので楽しく理解を深めることができました。

教科書に沿っていて、かつ教科書よりわかりやすいものだから成績に反映されるのが早い!復習に最適でした!
 
図解やイラスト、マンガが与える情報力・印象力の高さは『ドラゴン桜』でも紹介されており、近年でもますます評価されてきています。
 
引用元:ドラゴン桜  (C)三田紀房

高校受験での体験談

高校受験では進研ゼミのおかげで〈無駄なく最短距離で志望校に合格できた!〉と自負しています!(╹◡╹)

中3になって部活も引退してからは、進研ゼミでも普段の授業教材に+αで高校入試用のテキストも届くようになりました。

その頃には(結構勉強熱心な地域の中学校だったので)周り子は8割くらい塾に通い出し(もちろん中1・2から通っている子もいる)夏休みにはみんな夏期講習に専念…

周りと違った勉強法で受験に挑むことへの不安もなかった訳ではありませんでしたが、中1・2年の定期テストを頑張っていたおかげで志望校はいつも安全圏内だったし、内申点も稼いでいたので焦らず伸び伸び受験勉強することができました。

進研ゼミからも、受験当日までにどのようなスケジュールでどの教材を進めればいいのかの説明がしっかりされていたのも安心できる要因でしたね。

高校入試用のテキストは行きたい高校のレベル別になっていました(今はタブレットで行きたい高校別どころか個人別でレベル設定できるんですね…!!驚き)

夏休みまでは『1〜2年の総復習』をやり、2学期から『応用問題の強化』『模擬試験の実施』を追加していった覚えがあります。

進研ゼミは提出した模擬試験の結果により、自分の苦手な問題だけがピックアップされた問題集も送ってきてくれたりします。

これが結構良くって、私はこれで苦手だった数学の文章問題を克服することができ、みんなが一気に受験モードになる中3の夏からもちゃんと偏差値を伸ばす(安全圏を維持する)ことができました。

私立のすべり止め受験も、確約制度を使い難なく合格できました。ここでも内申点の重要性が身に染みました…。

確約制度とは…個別相談会時に通知表、地域一斉テストの結果を提出し、合格を約束してもらう制度。地域によってあったりなかったりですが当時の埼玉県にはありました。

 

高校受験で大切なのは情報と対策

 

高校受験において『問題を解けるだけの学力』はもちろん必要ですが、それと並ぶ位大切といっても過言ではないのが『情報力』です。

『斬新な受験漫画』として話題になった『ドラゴン桜』でも受験における『情報』の重要性を説いています。
 
引用元:ドラゴン桜  (C)三田紀房
 
中3辺りからは友達や先生とも受験の話題になると思いますが、進研ゼミでは中1・2講座から受験の話が出てくるし、今やっておくべきことも明確に示してくれます
 
 
また、進研ゼミには毎号『親ゼミ』なる冊子がついているので親御さんにはぜひそちらに目を通してもらいたいです!
(都道府県別の受験のスケジュール、しくみ、対策などがまとめてあるので簡単に今の受験制度を把握することが出来ます。)

 

定期テスト対策は進研ゼミで充分だと思った

 

高校受験には内申点、つまり日々の定期テストかなり重要となってきます。

都道府県によって内申点と試験結果の割合は違いますが、だいたい内申書が3割くらいは加味されますので、なかなかバカにはできません。

さらには地域によっては、内申点と地域一斉テスト結果だけでほぼ入学が決定できてしまう私立校なんかもあります。(割とレベルの高い高校でも)

 

正直、進研ゼミの定期対策用教材には『応用問題』は載っていますが『凄く難しい問題』は載っていません!

でも、それでいいんです!

なぜなら、公立中学校の定期テストでは教科書に載っている以上のことは出ないから

それは、定期テストの趣旨は『生徒を選別する』のではなく『理解できているか確認する』為のものだからです。

引用元:ドラゴン桜  (C)三田紀房

なので、定期テストでは範囲内の基礎がしっかりと理解・暗記できていれば90点以上は余裕でとれるのです!

もちろん、教科書からちょっとひねった問題は数問は出されますし、それくらいならゼミで十分カバーできます。

が、あまりに教科書から反れた問題は先生も(出したくても)出せないのです。

 

では、進研ゼミはなぜそこまでテストに出やすい問題を予想できるのか?

それは長年の統計に基づき、都道府県別、教科書別にしっかりと分析された問題集を作っているからです。

出るところ意外は勉強しなくて良いので効率が良いのです。

だから試験数日前からの対策でも十分に効果が発揮される

以上の点から定期テスト対策には進研ゼミは最適(効率)だと言えます。
 
 
そして、これは定期テストに限ったことではありません!
公立の高校入試問題なんかも同じように、基礎的な問題をミスなく解くことが求められているのです。
(私立難関校は例外あり)
 

ちおひこ

数学なんかは数をこなすことが重要だから、教科書以外の問題もたくさん解いた方が力がつくよ!
 

 

進研ゼミ続かない問題

 
 
私の周りでもゼミが続かなくてやめちゃう子、超多かったです(もったいない…!)

長年ゼミを続けてきたちおひこが、今ならこう思う『ゼミサボり予防法』を考えてみました!

これです!

  • とりあえず教材ではなくまず冊子のほうを読む(読ませる)

生活冊子の重要性

 
連載漫画なども載っている生活冊子も付いてくるのですが、この冊子を舐めたらアカンです!
この冊子、『学生版自己啓発本』みたいになっているんです。
 
自己啓発本を読んだ後は大人でも『仕事頑張ろう!』と思えてきますよね?
学生にもモチベーションをあげる為の何かが必要なんです。
(しかし、ご褒美で釣るとだんだんそれだけが目的となってしまう)
 
冊子のほうには、先輩からのアドバイスや、スケジュールの立て方効率のいい勉強の仕方などが載っています。
 
 
成功している先輩の姿を見れば自分も同じようになりたいと思えるし、未来の想像もつきやすい!
 
どうしてもやる気が起きないときなども、この冊子をパラパラ読んでみれば気合いがはいるかもしれません。
 

(番外編)スマイルゼミやスタディサプリでも良いのかもしれない

 
 
今回この記事を書くにあたって色々調べていたら、今は(私の時代は通信教育といえば進研ゼミかZ会だった)新しい会社が参入してきて良い感じに選択肢が広がっているんですね!
 

ちおひこ

いい時代だなあ〜!!!
 
特に勢いがあるのがこの2つですね!
  • スタディサプリ
  • スマイルゼミ

 

私の頃とは時代が変わり、今やタブレットやスマホでの勉強が主流になってきています
現在連載中の『ドラゴン桜2』でもスタディサプリを使って東大合格を目指す様子が描かれています…!
 
しかし、ペーパー教材は以下のメリットがあるので私的には小学中学の間は紙の教材の方が良い気もします。
 
  • 実際のテストはペーパー式なので紙に記入することに慣れておく
  • 手を動かしながら覚えた方が記憶が定着する
 

スマイルゼミ

タブレット端末のみで完結する教材で、最近人気が伸びてきています!
ホームページや口コミをみる限りでは、ゲーム感覚で学習できるので小学生のお子さんには特に良いなと感じました。
子供を引きつけそうな仕組みづくりが上手く、『みまもるトーク』という〈子供の学習がどこまで進んでいるのか簡単に把握できるシステム〉が画期的でした。
 

スタディサプリ

スタディサプリはリクルートが提供しています!
4年生から大学受験まで、1万本を超える講義動画がPC、スマホで見放題になるサービスです。
教材はなく、動画配信サービスのみという代わりに月額980円というコスパの良さも魅力的でした。
無料体験が出来るので、とりあえず試してみるのも良さそうです!
 

引用元:ドラゴン桜2  (C)三田紀房

ちおひこ

いい時代だなあ〜!!!(2回目)
 
『ドラゴン桜2』での、スマホと付箋を使った勉強法は目から鱗です!
 
 
 
どの教材も無料お試し教材や無料体験が充実しているので、とりあえず色々試してみて自分(のお子さん)に合った勉強方法で進めていくのが一番良いと思います!(╹◡╹)